メモだけで紹介するメモ帳アプリ"WriteRoom"


 今回は私が愛用しているiPhoneのメモアプリ"WriteRoom"を紹介したい。

 数ヶ月前に標準アプリ"メモ"のモッサリ感に嫌気がさし、代わりとなるメモ帳を探して出会ったのがWriteRoomだ。当時の私は1ヶ月5000円という中学生並の小遣いでやりくりしており、その中から大金である600円を払って購入した。というのは嘘で発売記念の無料期間中に落としたのだが、これがDockに居座るほど使用頻度の高いアプリになるとは思いもよらなかった。今では毎日何回も起動して、親指に力が入らなくなるぐらいフリックを繰り返し記事を書きためている。メモリが解放されていない時、稀に入力スピードに表示が追いつかない事もあるのだが、「私のフリックについてこれないのだな」などと悦に入りながら書くのもまた楽しい。

 閑話休題。人間の脳の記憶容量は10テラバイトで、全世界のWikipediaの文字量が1テラバイトだという根拠のない話を聞いた事がある。私が生きている間にWriteRoomWikipediaに相当する文字量を書こうと思ったら、1日何文字を書けば良いのだろうか。面倒なので計算するつもりはないが、間違いなく言えるのはフリックのしすぎで親指が腱鞘炎になるという事だろう。現に今回の記事をここまで書いただけで親指の感覚が鈍くなってきた。

 休題したついでにもう1つ閑話。数日前にRSS ReaderをTwitterに統合して以来、iPhone標準のアプリ以外で使用しているのはTweetieとWriteRoomしかない。これでは "iPhone Blog" をやる意味がないので、そろそろ閉鎖も考えなければいけない。というのは嘘でまだまだ書き続けるつもりだ。今は「東のエデン」というアニメを観ているので、次回あのアプリと絡めた話ができればと思う。皆さん末永く宜しくお願い致します。

 WriteRoomの話に戻る。このアプリの最も大きな利点は軽快さだ。起動してから実際に書き始めるまでの間隔は約6秒。何たらOSに勝るとも劣らない速さで書き始められるのが魅力で、文字入力中の動作もすこぶる軽い。機能は最小限に絞られており、私が使用しているのはWi-FiによるPC同期と、背景色と文字色の変更、フォントサイズの変更ぐらいだ。"SimpleText.ws"とも同期できるようだが使った事はない。フォルダ管理ができないのだが、タイトルの並び順に規則性があるので、工夫すれば一覧画面で目的のメモをすぐに探す事ができる。アルファベット大文字→記号→小文字→日本語の順に並ぶようだ。

 画面のUIはシンプルだが開発者のセンスの良さが感じられる。アイコンもシンプルな作りとなっており、黒背景に白色の円、中に白文字の"Wr"のみ。素敵だ。また、ランドスケープモードに対応しており、iPhone本体を傾けると「お客様、画面の向きを固定されますか?」と綺麗なお姉さんが英語で聞いてくるので「ああ、そうしてくれ」と答える。寝ながら書く時も縦画面に固定できる。ただ、どうもそのメッセージの出るタイミングが気まぐれで、画面の向きを固定できずムキになる事が多い。私は綺麗なお姉さんにかなり振り回されている。

!!!

 嘘のようなホントの話。いま偶然にも画面固定の謎が解けた。親指が疲れたのでiPhoneを持ったまま勢いよく手を下ろした時、あのメッセージが表示された。iPhoneを振れば良かったらしい。これで好きな時に綺麗なお姉さんを呼び出す事ができる。

 ここまで書いて読み返したが、"WriteRoom"の素晴らしさを半分も表現できていない事に気づきorz

Written by WriteRoom & Posted by HatenaTouch
WriteRoom AppStore ¥600


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