NASAから届く宇宙サイズの壁紙
2011年にノーベル賞を受賞したシュミット博士らは、宇宙が加速度的に膨張している事を観測して証明したそうだ。137億年前に誕生した、半径470億光年の宇宙が、加速度的に膨張する。まるで蟻が象を見上げるようで、その巨大さを実感する事ができない。
NASAには公式のFlickrアカウントがある。そこにアップされる宇宙や地球の写真が幻想的で美しい。
最後の写真は地球の夜景。明かりの連鎖が神経細胞のシナプスに似ている。人間の神経細胞が地球の夜景となり、やがて銀河の星となる。宇宙を想像すると自分の存在が希薄になり、ここに居る理由が分からなくなる。だが、同時に瑣末な日常からも解放される。
NASAから届く写真は、今のところ最大で12150×6075ピクセル。MacならFlickr Wallpaperというアプリで「NASA Goddard Photo and Video」を登録しておけば、宇宙サイズの壁紙がいつもディスプレイに映し出される。
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