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書評集の傑作『打ちのめされるようなすごい本』が電子書籍で登場

Book

20141207093239書評集の傑作『打ちのめされるようなすごい本』が電子書籍で登場した。

著者の米原万里はゴルバチョフやエリツィンが指名したほどのロシア語通訳者。通訳者と同時に作家でもあり書評家でもあった。軽やかな文体と絶妙な皮肉。機知に富む表現と圧倒的な知性。短い文章で一刀両断する書評は、とにかく読んでいて気持ちがいい。

米原万里は2003年の秋に卵巣癌を告知された。書評の対象も癌の本が増え、読む側の加速度も増す。週間文春に最後の書評が載った後、2006年の春に亡くなった。本書のタイトルはおそらく編集者がつけたもの。紹介されている400冊だけでなく、この本自体に打ちのめされる。そんな二重の意味がある。

打ちのめされるようなすごい本(文藝春秋)Kindle / 楽天kobo


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