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写真だけは

Camera Mac

Lifetime


ブログを始めた頃は、日常を記録することに躍起になっていた。メモやツイート、記事や写真など、あらゆるデータをEvernoteに保存して、後で見直そうと考えていた。2009年頃の話だ。

だが、後で見直すことはほとんどなかった。何年かして振り返れば懐かしむことができたのかもしれないが、当時は記録することに価値を見出すことができなかった。手段が目的と化していたのだろう。


A.I.R.AGE


パソコンのデータもバックアップしていなかった。消えても音楽や映画はまたダウンロードすればいいし、文章だってまた書けばいい。

ブログを始めてから2回ほどパソコンが壊れてデータが消えたが、それほど困らなかった。仕事のデータが含まれていないという理由もあるが、「思い出せないものは必要のないもの」という考え方だったのだ。


Mourning


ただ、写真だけは後悔した。写真は二度と戻らない。子供が小さい頃の写真や、一眼レフカメラを手に入れた頃の情熱のある写真。それらが全て消えたわけではないが、一部は記憶の中でしか再現できなくなった。


Women Thinking


そこで、カメラ熱が再燃したことをきっかけに、外付けのハードディスク2台でバックアップすることにした。購入したのはSEAGATE の「Expansion 2.5inch」で、容量は1テラバイト。1台を写真.appのライブラリに、もう1台をバックアップ用にした。

SEAGATE Expansion2.5inch_1TB SGP-EX010UBK

母艦はMacBook Air。家の中で頻繁に移動するので、ハードディスクは無線化したい。NASも検討したが、AirMac ExtremeがあるのでUSBポートに接続してWi-Fiでアクセスできるようにした。

ここで一つ失敗が。

AirMac ExtreamのUSBポートは1つしかないので、USBハブを使うことになるが、最初に購入したバスパワーのハブはディスクの接続が頻繁に切れた。どうやら電源の供給が不安定だったようで、ELECOMの「 ACアダプター付き セルフパワーUSBハブ」に替えたら問題なく繋がるようになった。

ELECOM USB3.0ハブ ACアダプター付き セルフパワー サイドポート付き 4ポート ホワイト U3H-A408SWH

バックアップ用のアプリは「Sync!Sync!Sync! LE」。無料版はパターンを3つまで登録できて、任意もしくは設定したタイミングで差分をもう1台のハードディスクにコピーしてくれる。

川端康成が言うように、忘れるにまかせたほうが美しく思い出せるのかもしれない。ただ、写真は違う。失くしたことを思い出す度に後悔する。だから写真だけはバックアップを大切にしたい。