写真のテクニックが学べるサイト

air cafe


カメラを買ってから、日々写真の勉強をしている。勉強といっても学校に通っているわけではなく、主にウェブサイトを利用した自己学習で、幸いにもカメラについて体系的に解説してくれるサイトがあった。しかも自分好みの写真を撮る作家が記事を書いている。これほど贅沢な話はない。




PY撮影ノート

フォトヨドバシのA.Indenさんの写真が好きだ。光と影の使い方が絶妙で、見ているとうっとりする。
A.Indenさんは作例の撮影だけではなく、PY撮影ノートで写真の撮り方を解説している。特に勉強になったのは Vol.01 写り込みVol.03 ピントの話
下の記事は現在の最新号で、文末にバックナンバーのリンクがある。




LIFE.14

広告などの写真撮影を専門とするフォトプロダクション「LIFE.14」。そこでブログを担当している斧田さんが、カメラのテクニックを解説している。
勉強になったのは Vol.34 光を足して、影を引く〜Vol.38 〜視線の誘導について考えよう。斧田さんの写真は何気ないシーンにも知性を感じる。
下の記事は現在の最新号。バックナンバーのリンクがないので順に追っていく必要があるが、すべて必見だ。

http://www.photolife14.com/blog/2016/1/29/vol40-




写真をほんの少し上手く見せる50のテクニック

どれだけ好きなんだと言われそうだが、引き続き斧田さん。こちらは個人ブログで、毎日のように写真をアップしてくれるから更新を楽しみにしている。
リンク先の記事はカメラと写真の楽しさを教えてくれた。なかでも「3. レイヤを意識する」と「28. 点光源が入ればドラマチック」は、いつも心のポケットにしまっている。




RECO

複数のクリエイターがコラムやハウツー記事を投稿しているサイトRECOLightroomの使い方や撮影スポットが紹介されていて、特に勉強になったのはTuckさんFUJIFILMとVSCO filmのコラボレーションストリートフォトグラフィー 9つのヒント
また、印象的なのはryutaro inamiさんの写真。構図やトーンもさることながら、被写体への愛が伝わってくる。

How to | RECO




たのしい写真が撮れる107の方法

最後はサイトではなく本。著者のケヴィン・メレディスさんは、Flickrのコンテストで審査員をつとめるフォトグラファー。色の使い方と構図の取り方が鮮やかで、見ていて楽しくなる写真ばかり。
勉強になったのは「No.012 ぶつからない程度に近くを走ってもらう」と「No.048 犬の視点」。写真は撮りたいものを撮るのが一番いいが、計算も必要だと教えてくれる。




感性だけでベストショットを撮り続けることはできない。光、構図、露出、絞り、シャッタースピードなど、知識があってこそいい写真が撮れる。だから日々勉強し、日々シャッターを切る。見ただけで撮った作家が分かる。そんな写真が撮れるようになりたい。