2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

日本語を世界共通語に『驚くべき日本語』

私たちは世界共通語として英語を学ぶよう教育されているが、その方針は正しいのだろうか。確かに英語を母国語とする人口は中国語の次に多いため、共通語として相応しいのかもしれない。だが、言語学的に見て英語は理解しやすく、合理的な言葉なのだろうか。…

人間とコンピュータの将棋対決が熱い『ルポ 電王戦』

NHK出版の新刊『ルポ 電王戦』は、コンピュータ将棋の歴史と人間との対決を熱く語った新書。著者はコンピュータとプロ棋士の対決を初めて提案した将棋観戦記者。2007年に行われたそのBonanzaー渡辺戦が実現したからこそ、コンピュータ対プロ棋士の電王戦が毎…

日本の未来やいかに『100年予測』

未来予測は面白い。いくら荒唐無稽で根拠のないものでも、当たるか外れるかは誰にも分からないからだ。まだ起きてない未来は誰に対しても平等に存在している。素人でも専門家でも予測である事に変わりはない。だが、専門家は当たる確率を引き上げる。ジョー…

名著『世界を変えた17の方程式』が電子書籍で登場

以前紹介した『世界を変えた17の方程式』が電子書籍になった。本書は昨年出版された数学者イアン・スチュアートの傑作。ピタゴラスの定理やアインシュタインの相対論など、方程式が世界をどのように変えたのか教えてくれる。方程式の意味を単純に解説するだ…

子供が文系を選ぶ前に読ませたい『面白くて眠れなくなる数学』

多くの高校では2年に上がるタイミングで文系と理系に別れるが、文系を選ぶ理由は消極的なものが多い。数学が苦手だからとか、なんとなくみんな文系だからとか。まれに女子が多いからという積極的な理由もあるが、往々にして文系は流されて選んでいるように思…

レゴを見る目が変わる本『レゴはなぜ世界で愛され続けているのか』

レゴには不思議な魅力がある。子供にとっては組み立てる楽しさがあり、大人にとってはオブジェとしての価値がある。大人にとっても創造する楽しさがあり、完成された製品ではなく、自由にアレンジできるところに最大の魅力がある。そんなレゴのブランド力は…