iPhoneから携帯電話にメールで画像を送る方法


携帯電話を使っている知人をつかまえては、iPhoneの素晴らしさを語る私だが、彼、彼女らが興味を持たない最も大きな要因は、携帯電話とiPhoneの間に存在する不都合にある。

赤外線通信、電子マネー、家族割、メールアドレス。様々な不都合が存在する。iPhoneから送った画像を携帯電話で閲覧できない事もある。小さな隔たりがiPhoneへの敷居を高くする。

携帯電話は、機種によって表示できる画像サイズが異なる。iPhone4で撮影した画像は1936×2592ピクセル。最新の携帯電話ならそのまま見れるが、旧型の携帯電話に送る場合は画像サイズを小さくする必要がある。


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画像を小さくすると言っても、見た目の大きさを変えるわけではない。例えば上の写真。左は1936×2592ピクセル(約500万画素)。右は240×320ピクセル(約7.6万画素)。画像を小さくするとは、縦横の長さを変更するのではなく、画素数を減らす事を意味する。

iPhoneはOS4.0以降、メールで大きい画像を送信する場面で、サイズを選択するアクションが追加された。

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下の表は、大中小の表記を分かりやすくピクセルにしたものだ。(参考

機種
iPhone4 1296x968 640x478 320x239
iPhone3GS 1280x960 640x480 320x240


OS4.0でも、画像の大きさによってはサイズ選択のアクションがない。その場合は、画像をリサイズするアプリを使い、カメラロールからメールで送信する。無料ならSimple Resize(AppStore 無料)、有料ならPhotoCooker(AppStore 230円)がある。

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このように、メールで送信する時にサイズを小さくしたり、アプリでサイズを小さくして送信すれば、携帯電話で閲覧する事が可能だ。

ただし、それでも見れない事がある。原因は不明だ。メールで送信する時に、600×800に自動変換されているのかもしれない。MMSで送信する時も、画像サイズがどのように処理されているのか分からない。

そんな時は、リサイズした画像をカメラロールでコピーしてから、メール本文にペーストすればいい。これでほとんどの携帯電話で画像を閲覧できるはずだ。

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iPhoneの素晴らしさを語るなら、携帯電話を知らなければならない。彼を知り、己を知れば、百戦危うからず。彼(敵)は彼女に置き換えても良いと孫子は言っていた。


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