iPhoneに音楽だけを転送する方法
嫁が、怪物くんの主題歌と西野カナのCDをレンタルしてきた。「ダウンロードしておいて」と命じられ、「コピーでしょ」と言いたい気持ちをこらえながら、iTunesにダウンロードした。
ダウンロードが終わった事を報告すると、次は「CDへコピーしておいて」と命じられた。「ここはコピーなんだ」と言いたかったが、だまってCD-Rを探した。
が、見つからなかった。
私は「買ってこい」と命じられるのを避けるため、「今日のドライブで聴くんだよね? とりあえずiPhoneにダウンロードしておくね♡」と、相手をひるませて反論させない説得法を使い、なんとか使いをまぬがれた。
iPhoneとiTunesを同期するのは面倒だったので、GoodReaderを使おうと考えた。GoodReaderはバックグラウンドの再生に対応していて、フォルダ内の曲を連続再生する事もできる。
ただ、GoodReaderは再生中の曲を "nowplayng ♪ 怪物くん" というような感じで、Twitterに投稿する事ができない。アルバムビューだったかジャケットビューだったか名前は忘れたが、横にしてパラパラめくるこれも使えない。
iPhoneとPCの同期は面倒だ。
Macや最新のWindowsならそうでもないのだろうが、とにかく私の環境は同期に時間がかかる。連絡先などのチェックを外せばよいのかもしれないが、それすら面倒くさい。なんとかiTunesを使わずにiPodへ曲を転送する方法はないものかと考えていた。
そこで見つけたのが、CopyTransManagerだ。このフリーソフト使えば、iTunesの曲だけをiPhoneと同期できる。以前まではiPhone3Gと3GSにしか対応していなかったのだが、v0.919でiPhone4に対応した。
使い方は簡単。
1.ソフトをダウンロードする
2.CopyTransManagerを起動してiPhoneを接続して曲を登録する
iPodのマークに "+" がついたボタンを選択して、iTunesのフォルダからアルバム(曲)を登録する。
次に、左隣りのiPodのマークに "←" がついたボタンを選択して、iPhoneと同期させる。
これでiPhoneに曲が転送される。
ほどなくして、嫁がレンタルしてきたCDをiPhoneに転送する事ができた。私は家族を車に乗せてドライブに出かけた。
車が山道へさしかかった頃、「さっきの曲を聴かせて」と命じられ、iPhoneのロック画面を解除し、iPodを起動した。
が、残暑厳しいこの時期、風量をMAXにしたエアコンがゴーゴー音を立て、ほとんど音楽は聴き取れなかった。
山道だったので耳鳴りがしている。後部座席から聞こえてくる文句は、ほとんど耳に入ってこない。
私はハンドルを抱え込み、フロントガラスから景色を眺める。
愉快な気分になり、アクセルを踏み込んだ。
かーいかいかい♪
<この記事をはてブ&Retweet!>
<この記事をRetweet!>
↑ いきなりRetweetされる事はありません。Twitterのホーム画面が表示され感想も入力できます。