はてなダイアリーのツイートボタンと、記事のコメントをもれなくチェックするbacktweets
先日、はてなダイアリーがFacebookの「いいね」ボタンに対応した。以前から設置したかったので嬉しかったが、同時に対応した「ツイートする」ボタンが少々いただけない。「B!」や「いいね!」の隣りにはカウント数が表示されるのに、「ツイートする」には数が表示されない。数字は口ほどに物を言うというのに…
ツイート数には、はてブ数と同じぐらい大きな意味があるはずだ。書き手にとっても読み手とってにも、記事の人気度を計る指標となる。同じタイトルの記事なら、読み手はツイート数の多いほうを選ぶだろう。
はてなダイアリーのコメントで、ツイートボタンにカウント数をつけて欲しいと要望した。
御大もこれに気づき、乗りに乗ってくれた。
はてなダイアリーの「ツイートボタン」
はてなダイアリーは以前からツイートボタンに対応していた。ただし「t」という画像ボタンだったので、役割がわかりづらく設置場所も目立たなかった。仕方なく私はTwitterの公式ボタンを手動で記事に貼り付けていた。公式サイトでソースを取得し記事本文に貼り付ければ、カウンタ付きのボタンを設置できた。
ただし、このツイートボタンには難がある。
ブログのトップページを表示させると、各記事のボタンにトップページのツイート数が表示されてしまうのだ。試しに下記のURLをクリックして、トップページを開いてみて欲しい。
記事右上のツイートボタンのカウンタは「20」ぐらいになっているはずだ。これは記事がツイートされた数ではなく、トップページがツイートされた数を表している。そのまま記事右上の「ツイートする」ボタンをクリックすると、トップページのURLを投稿する画面になるはずだ。
次に、下記のURLをクリックして欲しい。
カウンタは「100」ぐらいになっているはずだ。これが記事単体のツイート数になる。
このように、手動で貼り付けるTwitterボタンは、トップページでの動きに難があった。だが、今回はてなが対応した「ツイートする」ボタンは、カウンタが表示されないものの、その問題は解消さている。トップページを表示している状態でも、各記事に紐付けられたボタンになっているのだ。
試しに、先程のトップページにアクセスして、記事の右上と右下にあるボタンをクリックして欲しい。右上は手動でつけたボタンのため、トップページをツイートする画面になるはずだ。右下は公式のボタンのため、個別の記事をツイートする画面になるはずだ。
当面、記事の右上にはツイート数が表示されるボタン、右下には公式のボタンを設置しようと思う。数字の表示にこだわりたいからだ。
記事のコメントをもれなくチェックできる「backtweets」
下記のページにアクセスして欲しい。記事右上の「ツイートする」ボタンの隣りに、数字が表示されているはずだ。その数字をクリックしてみて欲しい。
Twitterの公式ページが表示され、記事をツイートした人のコメントが読めるはずだ。@RyoAnnaが含まれていないので、メンションとしては届かないコメント。思わぬ人の感想が発見できて面白い。
ただし、Twitterの公式ページは表示制限がある。カウントされている全てのツイートを確認する事ができない。他のサービスも同じようなものだ。確認した限りZenbackやWordPressのプラグインも、全てのツイートを取得しているわけでなはないようだ。
エゴサーチも漏れが多い。エゴサーチとは自分のユーザー名で検索する事を指す。「RyoAnna」をTwitterで検索すると、ありとあらゆるRyoAnnaが抽出される。短縮URLで隠された「http://d.hatena.ne.jp/RyoAnna/」の「RyoAnna」も検索対象になる。
エゴサーチは便利だが、公式の検索であるため、やはり抜けが多い。すべてのコメントをチェックする事ができない。なにか良いサービスはないか。今までずっと探してきて、ようやく発見したのがbacktweetsだ。
backtweetsは有料と無料のサービスがある。有料サービスには分析やメールアラートなどのオプションがあるが、記事の感想をチェックするだけなら無料サービスで十分だ。
例えば先ほどの記事。
ツイートボタンのカウンタは「100」ぐらいになっている。
こちらは同じ記事のbacktweets。
ページ下部の「 Results」も「100」ぐらいになっている。
もれなく取得している証拠だ。
backtweetsでチェックして相手に返信する場合は、ツイートの時間表示をクリックすればいい。下のスクショなら「2 days ago」の箇所だ。
iPhoneのTwitterアプリなら、内蔵ブラウザでbacktweetsにアクセスして記事のURLを入力する。その後にツイートの時間表示をクリックすると、アプリの入力画面に遷移する。
アプリの内蔵ブラウザでbacktweetsを表示させるには、DMをブックマークの代わりとして利用するといい。「d RyoAnna http://backtweets.com/」とツイートすれば、自分宛にDMが届くので、それをブックマークとして使う。
こうして記事のコメントに返信すると、素敵な出会いがあるかもしれない。
記事でも日記でもいい。あなたもbacktweetsでコメントを覗いてみてはどうだろうか。
会話も弾むことだろう。
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