Twitterで見かけるハミ出した顔文字の正体
少し前からTwitterで見かけるようになった、上下に飛び出す変な顔文字。
気持ち悪いのであまり関わらないようにしていたのだが、この顔文字の謎が明らかになったのでお伝えしたい。
いつものようにiPhoneのApp Storeをぶらぶらしていた時のこと。
Unicoder Lite (App Store)というアプリが気になりダウンロードした。
起動するとなにやら見慣れた文字が。
しばらく眺めているとこんな符号が。
合成用区分符号
これが上と下の行にはみ出す顔文字の正体だった。
ためしに作ってみよう。
ベースとなる顔文字を置く。
左目に合成用区分符号を入れる。
続いて右目に。
見事にはみ出す。
Unicode(ユニコード)とは、世界中のコンピュータの文字を符号化したもの。その "U+0300-036F" に配置されているダイアクリティカルマークが合成用区分符号の正体。
ダイアクリティカルマークとは、ラテン文字などで発音を区別する時に付ける記号。日本語で言うところの、濁点と半濁点に相当する( Wikipedia)。
今回の記事を書くにあたり、Twitterで変な顔文字を募集したところ、多くの方が呼びかけに応えてくれた。
でも集まりすぎて気持ち悪くなった。
関連記事
- Twitterに登場する動物ʕ•̫͡•ʔの顔文字を構造解析する - #RyoAnnaBlog
- iPhoneで使える"ゆるかわ文字" - #RyoAnnaBlog
- Japanese Kaomoji Art by iPhone - #RyoAnnaBlog
- iPhoneの文字入力を快適にする辞書セット(顔文字・半角カナ・最新語・ゆるかわ) - #RyoAnnaBlog
- iPhoneで半角カナを簡単に入力する方法 - #RyoAnnaBlog