知るほどに楽しくなる、デジタル一眼レフカメラ|Canon EOS Kiss X & SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM
念願のデジタル一眼レフカメラを手に入れた。
ボディは知り合いから譲ってもらった『Canon EOS Kiss X』。2006年に発売されたXシリーズの初代機で、画素数こそ1010万と最新機に及ばないが、コンパクトなサイズはそのままで、グリップ感がある。
レンズは『SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM』を購入。背景が綺麗にボケる単焦点レンズで、全長は59mmと短い。EOS Kiss Xにマウントして構えると、手に程よく収まる。
最初は右も左も分からない一眼レフカメラだったが、Canonのマニュアルを読みながら撮影しているうちに、仕組みが分かって楽しくなっきた。
絞り優先でボケの綺麗な写真を撮る
撮影モードを「AV(Aperture Value)」にする。F1.4〜1.8だと背景が綺麗にボケて、F8〜11だと背景までピントが合う。Fはレンズの明るさを示す値で、今回購入した『SIGMA 30mm F1.4 EX DC HSM』は、絞りを全開にすると1.4になる明るいレンズだ。
それでも暗いと感じたら、露出値を大きくする。露光時間が長くなると、光を取り込む量が増えて写真が明るくなる。だが、値を大きくしすぎると白とびするので、程よい調整が必要だ。
シャッタースピード、A-DEP、モノクロ、長時間露光
シャッタースピードを優先する場合は、撮影モードを「TV(Time Value)」にする。スピードを速く(1/500〜1/4000)すると、動く被写体が止まっているよう撮れる。逆に遅く(1/60〜1/250)すると、残像があって躍動感のある写真になる。明日にでも、川や噴水を撮影して試してみたい。
A-DEPとは「Auto Depth of Field」の略で、近くから遠くまで、全体のピントを自動で合わせてくれるモードだ。くっきりとシャープな写真に仕上がる。
EOS Kiss Xにはモノクロモードもある。モノクロでも特定の色を強調したり、セピアにする事もできる。
モードを「M(Manual)」にしてダイアルを左へ最後まで回すと、「BULB」と表示され長時間露光モードになる。シャッターボタンを押している間、光をレンズに当て続けるため、ライトが伸びるような幻想的な写真になる。一度試してみたが、全体が真っ白な写真になってしまった。まだまだ勉強が足りない。
昔から製品のカタログや説明書を読むのが好きだった。最初に解説を読んで、機能をすべて知った上で使い始めないと、何か重要なことを見逃している気がして落ち着かない。
構図などのセンスは別として、一眼レフカメラは、仕組みを理解すればするほど狙った写真が撮れるようになる。知れば知るほど楽しくなりそうだ。
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