Kindleのサンプルが「読みたい本」のリストになる
Kindleがいい。端末ではなく本の話だ。Kindleストアで販売している電子書籍にはサンプルがついてる。「無料サンプルを試す」というボタンを押すと、登録している端末に自動で転送してくれる。
iPhoneでKindleのアプリを起動すると先ほど選んだサンプルがダウンロードされて、冒頭の数ページが読めるようになる。書店で言えば「立ち読み」のようなものだ。立ち読みして気に入った本があればAmazonのページから購入する。
iPhoneで本を読むのも悪くない。漫画ならiPadやKindle端末が必要だが、文字だけならiPhoneでも十分だ。Kindleのアプリもよくできている。目を保護するために背景をベージュにしたり、本文の一部を引用してTwitterやFacebookに共有する事もできる。
Kindleなら「このサービスに絞って電子書籍を購入しよう」と思える安心感がある。様々な端末で読めるし、UEIの清水さんが言うように、Amazonが電子書籍の分野から手を引く事は当面ないはずだ。
Kindleのサンプルは表紙付きで本棚に並ぶので、読みたい本のリストとしても使える。「ぼくと、ぼくらの夏」は読み終わった。今は「ラッシュライフ」を読んでいる。次は「四畳半神話体系」か「脳男」か「悪の教典」か。サンプルを読んで決めるのが楽しい。
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