攻殻機動隊ファンのストライクゾーン『ヨルムンガンド』が面白い





私にとってのベストアニメは攻殻機動隊カウボーイビバップエヴァンゲリオンだが、続くヒット作がなかなか出てこなかった。プラネテスエウレカセブン東のエデンパトレイバーも悪くなかったが、どれもあと一歩。そんな中ようやく見つけたのが、今回紹介する『ヨルムンガンド』だ。

原作は、高橋慶太郎による全11巻のコミック。アニメ化されたのは2012年。第1期が4月から6月まで、第2期が10月から12月まで放送され、24話で完結している。



公式サイトのあらすじはこちら。

世界的な海運王を父に持ち、HCLIヨーロッパ・アフリカ兵器運搬部門に所属し、世界の紛争地域でビジネスを展開する武器商人ココ・ヘクマティアル。彼女は私兵であるヨナ・レーム・バルメ・ワイリ・アール・マオ・ウゴ・ルツ・トージョの9人とともに、タフな交渉や激しい戦闘を切り抜けながら、ある計画を準備していた…



キャラクターの目の描き方が独特で最初はとっつきにくいが、1話、2話と観るにつれワクワクするようになった。ガンアクション、サバイバル、格闘技、情報戦、心理戦、哲学、友情、そして少々エロあり。武器商人のリーダーココと少年兵のヨナ、他の仲間との冷静ながらも情熱的な関係もいい。



第8話でココは言う。

武器商人たるもの戦場を歩け、なんてでかい事は言いません。でも武器とは戦場で兵隊が使うもの。その使われる様を目で見ていないという事は、自分が何を売っているのか分かっていないのと同然。ボスは常に笑っているべき。これはかつての部下の言葉。顔に鉄仮面を、心に鎧をまとえ。これは父の口癖。その通りだなと思って守っています。なぜなら、戦場で武器を売り歩くとたちまち心が腐るから。ジャングルで、綿の服が着ながら腐るように。



作中に登場する銃火器の一覧はこちらUSSR AK74、P90タクティカル、マグプル MASADA、ベレッタ M92FS、シグザウエル P226、S&W M945コンパクトなどなど。

久しぶりに私的ヒット作となったヨルムンガンド。先ほど第1期を観終わったところ。第2期が楽しみでしかたない。

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