進撃の巨人とエヴァンゲリオン
進撃の巨人が面白い。
TVアニメでは8話でエレンが再び登場し、コミックでは10巻で超大型巨人と鎧の巨人の正体が明らかになった。人を食べるという奇抜な設定だけではなく、アクションとミステリーの要素があるから面白いのだが、なぜここまで人気があるのだろう。
ここからの話はネタバレが含まれているが、アニメの8話まで観た人なら問題ない。コミックの話はしないので、アニメを楽しみにしている方はご安心を。
進撃の巨人の人気は、エヴァンゲリオンとの類似性に着目すると、紐が解けるように思う。
まず最初にエントリープラグ。巨人はカプセルこそないものの、人が首の後ろに入り、一体化して動く。エントリープラグに入ってシンクロするエヴァンゲリオンと同じだ。ガンダムのモビルスーツ然り。人は、人の意思で動かせるアバターに憧れる。
次に咆哮。巨人の咆哮を聞いていると、エヴァンゲリオンの暴走を思い出す。期待と恐怖が同居し、観る者を奮い起こす。
最後にミカサとレイ。どちらも悲しい過去を持ち、不器用な性格だが、時折り見せる人間的な部分に惹かれる。「あなたは死なないわ、私が守るもの。」「私は強い。あなた達より強い。すごく強い。ので、私は、あそこの巨人共を蹴散らせることができる。」
進撃の巨人とエヴァンゲリオン。時代背景は違うが、巨人の中に人が入るという設定は同じ。では、エヴァンゲリオンはなぜ人気があるのか。それはまた別の機会に。
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