TAMRON 90mm F2.8 MACRO
TAMRON 90mm F2.8 MACROを手に入れた。このレンズは「タムキュー」の愛称で知られる銘玉で、初代の発売は1979年まで遡る。私が購入した型番はF004で、現行の一つ前のモデルだ。
90mm MACROを購入した理由は、風景をもう少し大きく撮りたかったのと、花や昆虫の細部を写したかったから。
遠くから建物や風景を撮ると、35mmや50mmでは主題が弱くなることがある。トリミングすれば被写体は大きくなるが、背景を含めてクローズアップするには望遠レンズが必要だ。
雄しべと雌しべを見つめていると、花にも受精があることを思い出す。花も動物と同じ遺伝子のシステムで生きているのだ。
このレンズは風景やマクロだけではなく、ポートレートやスナップにも使える。
愛犬にも寄れるし、
遠くの水しぶきも撮れる。
サボテンの切っ先まで写るし、
アオサギにも近づける。
かなり癖になるレンズで、いい買い物をしたと思う。