さらば、SIGMA 35mm F1.4 Art
(熱心な読者がいればの話だが)お気づきかもしれないが、最近レンズばかり買っている。50mm、90mm、20mmと立て続けに購入し、ようやく必要な焦点距離を揃える事ができた。
これらはすべてカメラのキタムラで購入した中古レンズだが、中古といっても総額10万はする。そんなお金がどこにあったのかというと、EOS 6Dと一緒に購入したSIGMA 35mm F1.4 Artを売却したのだ。
私には35mmは早かった。35mmのスナップは、背景を整えながら主題を強調しないと、平凡な風景写真になってしまう。ポートレートを撮るには被写体に近づきすぎるし、これ一本で様々なシーンをカバーするには、技術と経験が必要だった。
その点、20mm、50mm、90mmがあれば単純だ。被写体と自然な距離を保てる50mmを基準に、広く撮りたいときは20mm、寄りたいときは90mmと、目的に合わせた使い分けができる。
35mmに対する憧れはまだあるので、経験を積んでからまた挑戦したい。それにしても、35mmを一本売却して少し足せば、20mm、50mm、90mmが揃うとは。色々な意味でレンズの深さを思い知った一ヶ月だった。
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