X100Fで撮る新宿歌舞伎町

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仕事で毎月東京を訪れているが、新宿は電車で通り過ぎるだけで降りたことがなかった。歌舞伎町に行くのも今回が初めてで、つまるところ、その手の店には寄らない健全な出張をしていたことになる。では、仕事を早々と切り上げて何をしているかというと、こうして写真を撮り歩いているわけだ。


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この日は雨が降っていたが、改札を出ると止んでいた。X100Fで雨の光景を撮ってみたいと思っていたのだが、それはまたの機会に。東口から駅を出て、歌舞伎町一番街に向かう。


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歌舞伎町は意外にも若者が多く、ギスギスした空気はなかった。ただ、ネオンの看板は多かったので夜はガラリと雰囲気が変わるのだろう。それにしてもX100Fは、先代よりもピント面をきっちり解像する。被写体が浮かび上がるようだ。


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雨は上がったが、空はどんより曇っていた。X100Fの設定は、絞り2.8、ISO感度 AUTO 3200、シャッタースピード AUTO、露出補正なし。NDフィルタをオフにするのを忘れていたが、それはそれで歌舞伎町の雰囲気が出てよかったかもしれない。


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X100Fは、ISO感度をAUTOにしてシャッタースピードの下限値を1/60に設定すると、下限値に近いスピードでシャッターを切る。1/60というスピードは、背景はパリッと写るが動いている人はボケる。被写体との距離が近いスナップには、これがちょうどいい。


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歌舞伎町一番街を抜けると、ラブホテルと風俗店が立ち並んでいた。新宿は都庁などの中枢機関があるにも関わらず、線路を挟んですぐ風俗街がある。このコントラストが面白い。


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歌舞伎町を後にして新宿駅に向かった。ローアングルの写真を撮り終えて顔を上げると、思いがけず面白い場所を見つけた。それはまた別の記事で。


撮影カメラ


X100Fの使い方