雲の中の登山道、富士見台高原

今年の秋は霧に恵まれている。週末、湿地や湖を訪れては霧に包まれ、幻想的な写真が撮れた。ただ、さすがに山の頂上は晴れて欲しかった。360度真っ白では、為す術もない。

富士見台高原は恵那山系の一部で、岐阜と長野の県境にある。標高は1739メートル。途中の神坂峠までは車で登れるため、1時間ほど歩けば頂上に着く。

今回アップした写真は登山道で撮ったもの。登山道は雲のおかげで雰囲気のある絵になったが、頂上は一面が真っ白で、中央アルプスも南アルプスも望めなかった。

ただ、帰る間際にちょっとした奇跡が起きた。太陽がほんの少し顔を出したのだ。その時の写真は次回の記事で。束の間の眺望だ。

撮影地

撮影カメラ