FUJIFILM XF10-24mm F4
FUJIFILMの広角ズームレンズXF10-24mm F4を購入した。目的は建築と風景写真だったが、このレンズは人物スナップでも使い勝手が良さそうだ。
購入したのはいつもの店、カメラのキタムラ・名古屋中古買取センター。この店は名古屋の矢場町にあり、レンズを受け取った後、鶴舞駅まで歩きながら試し撮りをするのが定番になっている。これまで何度このパターンを繰り返してきたか...
XF10-24mmのワイド端は換算で約15mm。このレンズの特性かもしれないが、ワイド端は周辺が湾曲する。これを活かして撮るか調整するかは、被写体にもよるし、撮り手の好みにもよるだろう。
このレンズは手ブレ補正がついている。下の写真は「1/15」のシャッタースピードで撮影したもの。どこまでスピードを落とせるかは検証中だが、撮影するシーンによっては重宝する機能だ。
冒頭でも触れたが、人物スナップでも使い勝手が良かった。先日、狭い室内で浴衣イベントの撮影があったが、テレ端が換算約35mmまであるため、このレンズ一本で撮影できた。
このレンズは開放F値が「4」のため、暗い環境で動く被写体を撮影する場合は、ストロボを使うかISO感度を上げる必要がある。光量は11月に発売される「8-16mm F2.8」に分があるし、周辺の湾曲も少ないかもしれない。
ただ、湾曲は調整するので、建築や風景を広く撮影したい。暗い場所では工夫するので、人物スナップでも使いたい。そんな人には万能的な「XF10-24mm F4」が良さそうだ。
久しぶりにレンズを購入したが、やはり新しい焦点距離を手に入れるというのはいいものだ。見慣れた景色も、画角が広がると随分と印象が変わる。自分の眼が進化した感じだ。
撮影・編集