流し撮りのカメラ設定
初めて流し撮りに挑戦した。選んだ被写体は馬で、場所は川崎競馬場。最初は設定が上手くハマらなかったが、シャッタースピードを1/60〜1/15秒まで下げると、次第に流れるようになった。
流し撮りは現場も楽しいが、その後のレタッチも楽しい。下の写真は、馬の後方をPhotoshopで流してある。レイヤーマスクで左側にグラデーションを作り、「ぼかし(移動)」のフィルターをかけた。
ときにはLightroomでヴィヴィッドな色合いに。
ときにはクラシックな色合いでエモーショナルに。
被写体がブレていたら、いっそのことPhotoshopでブレを強調する。冒頭の写真は馬も騎手もブレているが、迫力があったのでメインビジュアルにした。下の写真は被写体が綺麗だが、どこか優等生的だ。
140mm F9 SS1/60 ISO200
この日の天気は曇りで、撮影した時間帯は16時前後。ISO感度とレンズの絞りはオートで、シャッタースピードはマニュアル。レンズの手ぶれ補正はオンで撮影した。手ぶれ補正をオフにしたときの影響は検証できていない。
カメラは富士フイルムのX-T2で、フォーカスはワイドのコンティニュアス、シャッターは連写。X-T2のメカニカルシャッターは最大8枚/秒だが、パワーブースターグリップを付けると11枚に上がる。この3枚の差にロマンを求めて、グリップを購入した。
次は子供の運動会で流してみよう。
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