金城ふ頭の夜景

名港トリトン


仕事を終えた後、名古屋の金城ふ頭に夜景を撮りに行った。初代EOS Kissは綺麗な夜景が撮れなかった。EOS 6Dでも撮れなかったら腕の問題だ。少し緊張しながら「あおなみ線」に乗り、終点まで向かった。


金城ふ頭


駅を出てすぐ、見事な夕陽が飛び込んできた。


金城ふ頭


金城埠頭地区緑地に向かうと、対岸に新日鉄の煙突が見えた。今日の目当ては工場と名港トリトンの夜景だ。


新日鉄(金城ふ頭)


緑地から撮る予定だったが、思っていた以上に対岸が遠い。できるだけ海に近づこうと埠頭の先に向かったが、フェンスに阻まれる。


新日鉄(金城ふ頭)


撮影ポイントを探しながら何枚か撮影。SIGMAの明るいレンズは、光が少なくても手持ちで撮れるからいい。


金城ふ頭


撮影場所を決めた。三脚を設置し、雲台に6Dを取り付る。カバンからリモートスイッチを出して6Dに接続...

その予定だったが、初代Kissで使っていたリモートスイッチはコネクタの形状が違うため使えなかった。6DにはM3タイプのスイッチが必要だったのだ。


名港トリトン


急遽タイマーに切り替えて撮影。モードはマニュアル。絞りはF8〜16。シャッター速度を調整し、露出のメモリを中央からややマイナス寄りに合わせる。

マニュアルでフォーカスを合わせるのが苦手だったが、ライブビューで拡大するとやり易かった。初代Kissにはライブビュー機能がなかった。技術の進歩に助けられた。


新日鉄(金城ふ頭)


夢中になって撮影していると、あっという間に時間が過ぎた。撮影を終え、帰り際に緑地のベンチを撮影。週末だが人はほとんどいない。


金城埠頭地区緑地


暗い夜、巨大な被写体と向き合っていると自分が小さく見えてくる。たまには等身大の自分と向き合うのも悪くない。


金城ふ頭駅


初代Kissよりは綺麗に撮れたが、名港トリトン新日鉄も遠目の写真になってしまった。写真はロケーションが大切だ。mst47のFlickrを教科書にして、またチャレンジしよう。


使用カメラ・レンズ