Book-特集

世界との関わり方が変わる10冊(Kindle)

電子書籍が徐々に普及し、書籍全体の5分の1まで市場規模が拡大した。読みやすさの観点では紙の本に軍配が上がるが、電子書籍には利便性という大きなメリットがある。思い立ったらすぐ入手できるし、保管場所にも困らない。電子書籍はコミックが大半を占める…

重力・素粒子・遺伝子が分かる10冊 ー 小説『グラビトン』の参考文献

昨年12月に小説『グラビトン』を出版した。伝えたかったのは科学の面白さと人間の可能性だった。読んだ方から「読み応えがあって面白かった」という嬉しいコメントを戴くこともあったが、なかには「よく分からなかった」という声もあった。私の技量に問題が…

世界との関わり方が変わる10冊 #2015

今年の夏頃からブログの書き方を変えた。以前は読んだ本を紹介することに重きを置いていたが、いまは本を媒介にして自分の感じたことを書こうとしている。すると自然に、記事のタイトルから本の題名が消えた。なぜ本を読むのか。それはひらめく準備をするた…

ポピュラーサイエンスの傑作10選

ポピュラーサイエンスをそのまま訳すと、大衆科学や通俗科学といった意味になる。書籍のジャンルのひとつで、難解な専門用語を使わず、平易な言葉で科学を解説した本を指す。印象に残るポピュラーサイエンスには物語性がある。イントロからエンディングまで…

世界との関わり方が変わる10冊 #2014

優れた本には、世界との関わり方を変える力がある。流行を追うのではなく、物事の本質をつかむことができる本。読み終えると世界の見方が変わり、目の前に道が開ける本。そんな本に出会うと、自分の可能性が広がることを感じる。今回は、数学・科学・デザイ…

東大教授による『教養のためのブックガイド』50選

何のために本を読むのかと聞かれたら、書くためだと答える。何のために書くのかと聞かれたら、知るためだと答える。何のために知るのかと聞かれたら、考えるためだと答える。答えは用意してあるのだが、聞かれたことは一度もない。東京大学教授による『教養…

自分の限界を突破するための本 6選

Photo Link なぜ本を読むのかと聞かれたら、自分の限界を突破するためだと答える。それまで未知だったものが既知になった瞬間、世界は広がる。自分の糧にならないと思い、途中で読むのをやめる本がある。逆に、読み終えると興奮して、身体が沸き立つような本…

Kindle、kobo、価格、端末、電子書籍を横断検索するなら『電子書籍サーチ』

Kindle、kobo、Sony Reader、Nexus 7、iPad mini。読む環境が整った今年こそ、日本の電子書籍元年になるのだろうか。電子書籍は探すのが難しい。Kindleストアにはあるのに、楽天koboにはない。紀伊国屋BookWebにはあるのに、Sony Readerでは読めない。端末と…

重力を忘れる小説 #5novels

Tweet 「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」春は、誰に言うわけでもなさそうで、噛み締めるように言った。「重いものを背負いながら、タップを踏むように」それは詩のようにも聞こえ、「ピエロが空中ブランコから飛ぶ時、みんな重力のことを忘…