これはiPhoneだけで編集した映像だ。
名古屋駅周辺の風景をiPhone4で撮影して組み合わせている。
Vintage Video Makerを紹介するつもりで撮影したが、トリミングとエフェクトを繰り返しているうちに編集が楽しくなり、最終的にはiMovieとReelDirectorも使った。
今回はこの映像の製作過程を紹介したい。
1.iMovie
iMovie - Apple Inc.(AppStore Link 600円)
まずは、カメラロールでトリミングした3つの動画をiMovieで取り込む。
タイムラインの動画をダブルタップして、テキストのスタイルを「オープニング」「中盤」「エンディング」の順で指定する。テキストの動きは、ReelDirectorよりiMovieのほうが雰囲気がいい。
動画のつなぎ目には「モダン」のテーマを使用し、間隔は0.5秒に指定した。テーマを変更したり、クロスディゾルブを指定する事もできる。
iMovieでもBGMをつける事はできるが、この段階で挿入してもVintage Video Makerで再生スピードの変更ができない。
2.Vintage Video Maker
Vintage Video Maker(AppStore Link 230円)
iMovieでカメラロールに保存した動画を、Vintage Video Makerで取り込む。
6種類のヴィンテージエフェクトと、7つの再生スピードを選択できる。ここではエフェクトを「セピア」、スピードを×0.5で指定した。
サウンドは「None」を選択しないと、再生スピードを変更する事ができない。
動画が長いと処理に時間がかかるが、28秒の動画を変換するのに要した時間は、iPhone4で約10分だ。
3.ReelDirector
ReelDirector(AppStore Link 450円)
Vintage Video Makerでカメラロールに保存した動画を、ReelDirectorで取り込む。
BGMはiPodの曲を選択できる。2Pacの"Life goes on"を使用した。
動画の最後でクロスディゾルブのエフェクトをかけている。iMovieでは動画のつなぎ目でしかエフェクトを使用できないが、ReelDirectorは動画の最後でも効果がある。
はじめは戸惑うかもしれないが、覚えてしまえばiPhoneでも簡単に動画を作る事ができる。エフェクトや組み合わせを考えていると、だんだん止まらなくなる。いつもはやらない動画編集もiPhoneだとなぜか楽しい。どこでも気軽にできるからだろうか。不思議なものだ。
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