街の壁に現れたUSBメモリとDVDバーナー『Dead Drops』
ベルリン出身のアーティストAram Barthollは、ニューヨークのビルの壁にDVDバーナーを埋め込んだ。壁のスロットにDVD-Rを入れると、Aram Barthollのデジタルアート作品がコピーされ、保存が終わると壁のスロットからDVDが出てくる。
こちらは壁に穴を開けるシーン。
Aram Barthollは以前、USBメモリを壁に埋め込むプロジェクトを企画した。壁のUSBメモリに保存したデータを、通りすがりの誰かがコピーして、またどこかに保存する。言わばオフラインのPeer to Peerだ。
Dead Dropsと名付けられたこのプロジェクトは、専用のiPhoneアプリも用意されている。それによると現在、世界各地で1035個のUSBメモリが壁に埋め込まれているとの事。服や頭を引っかけてしまう人はいないのだろうか。
Aram Barthollの作品には、Googleマップのピンを街に置いたり、アバターの名前を人の頭の上に置いたりと、ネットをシニカルに表現したものが多い。詳しくはこちらの記事を。
遠くない未来、壁に埋め込まれるのは人体に接続するケーブルかもしれない。
(via Engadget)
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