RGBの世界、CMYの世界

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最近また自分の中で、フィルムからデジタルに戻る気配を感じている。解像度を求める世界から抜け出し、キャンバスに絵を描く世界に飛び込んだ。また元の世界に戻るが、今ならデジタルでも絵が描ける気がしている。

ちょうど仕事でRGBの仕組みを学んだ。デジタルの世界は、赤・緑・青の光の三原色で色を表現する。8ビットの中に濃淡の情報を記録し、8ビット×3色=24ビットで色を作る。

一方、印刷の世界はシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックで色を表現する。カラーのフィルムはシアン・マゼンタ・イエローの感光剤が塗られていて、入ってきた光の種類に応じて色素を記録する。

色素で表現するアナログは淡い絵になる。ただ、RGBでも感度や濃淡を工夫すればCMYの特色が出せるはずだ。できればカメラだけで調整したい。そこで候補に上がるのが、FUJIFILMというわけだ。


撮影
Canon EOS Kiss Digital X
SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM