マクロ撮影の理想に近づいた一枚

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マクロ撮影のコツを、つかみつつある。

フォーカスはよく言われるようにマニュアルがいい。被写体に寄るとピント面が薄くなるので、オートでは歩留まりが悪すぎる。X-Pro2にはピーキング機能があるので、ピントリングを左右に回し、強調したい部分に色がついたらシャッターを切る。

等倍で撮るなら、レンズの絞りは開放に近い値でいい。マクロレンズを購入した当初は、ピント面を厚くして手ブレを防ごうとしたが、等倍に近いと絞ってもあまり変わらなかった。それならボケの綺麗な開放がいい。この写真はF4だが、3.2か2.8まで開けてもよかった。

この花は、犬の散歩中に近所で撮影したもの。雌しべをもう少し解像していたら理想の一枚になった。マクロ撮影はまだまだ失敗が多いが、それでも楽しい。住宅地の味気ない風景にも、美しい世界が潜んでいるのだ。


撮影カメラ