映画『月に囚われた男』
『月に囚われた男』は、デビッド・ボウイの息子ダンカン・ジョーンズ監督のデビュー作。当初は劇場で公開される予定はなかったが、サンダンス映画祭で好評を得て、2009年に公開された。
主人公は地球の主要なエネルギー資源であるヘリウム3を採掘するために、月の裏側で独りで生活していた。あるときから主人公は、自分のアイデンティティに疑問を持ち始める。自分が自分である根拠はどこにあるのだろう。
本作のテーマは孤独と生命。派手なアクションはないが、映画の出来はオデッセイやゼロ・グラビティに引けを取らない。孤独に耐え、生命の危機を乗り越えた先で、主人公は自分を取り戻すことができたのか。
Amazonビデオ
その他のオンラインストア