文京シビックセンターの展望台とポートレートのライティング
ようやく現像が現在に追いついてきた。今回アップしたのは3月14日に撮影した写真で、場所は文京シビックセンターの展望台。訪れたのが16時頃だったので、マジックアワーのような演出はなかったが、彫りの深い外国人女性が偶然座っていて、太陽がいいライティングをしてくれた。
ポートレートの代表的なライティングとして、バタフライ、レンブラント、ループ、スプリットと呼ばれるパターンがある。違いはライトの角度で、それぞれ顔にできる影の形が変わる。凹凸の少ない日本人の顔は、上45度から照らすレンブラントが向いているそうだ。前回の記事に載せた父親の写真がレンブラントに近い。
彫りの深い欧米人は、20度ぐらいから照らすループが向いているそうだ。春の16時といえば、太陽の位置はちょうど20度ぐらい。ただ、ストロボと違って太陽の光は拡散する。だからこの外国人女性に対してはスプリットに近いライティングになった。ライティングの詳細はこちらのサイトを。奥が深くて面白い。
撮影機材