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長谷部のリーダーシップ

Essay

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一昨日、豊田スタジアムにサッカーの日本代表戦を観に行った。日本代表を生で観るのは初めてだ。チケットをとった時は相手がホンジュラスということもあり国内組中心のメンバーを予想していたが、ニュースで海外組が招集されることを知り数日前から興奮していた。

先発は、川島、森重、内田、吉田、酒井、遠藤、長谷部、香川、岡崎、本田、武藤。現時点でベストなメンバーではないだろうか。代表に復帰した内田はよく走っていたし、遠藤の鋭いパスは別格だった。香川と岡崎は果敢に仕掛けていたし、本田のブレ玉フリーキックも観る事ができた。

試合は6対0で派手な結果になったが、一番印象に残ったのは長谷部の行動だ。

前半の途中、遠藤がスライディングで相手を倒しイエローカードをもらった。そこで長谷部は猛然と審判に詰め寄った。一度出たカードが取り下げられることはない。一見すると無意味な行動だが、抗議することで審判の心理に影響するし、味方に対して真剣さが伝わる。

長谷部はイエローカードの累積で人数が減ることを恐れたのかもしれない。チームのバランスが崩れるとリーダーとしての評価を下げることにもなる。つまり自己保身だ。だが、その責任感から生まれる行動が味方を鼓舞することにもなる。

アギーレジャパンのこれまでの戦績は一勝一分二敗。パッとしなかったのはリーダー不在の影響もある。本田はプレーで味方を引っ張ることはできるが、他人のプレーに対して審判に抗議するタイプではない。今あのような行動ができるのは、長谷部しかいないのではないだろうか。


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