小説『ベンハムの独楽』を出版

小説『ベンハムの独楽』を電子書籍で出版した。

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もしあなたがスマートフォンを持っているなら、カメラの撮影画面をモノクロにして周囲を見渡してみて欲しい。僕が見ているのはその世界だ。色のない世界は味気ない。感動がなくなり生きる意味を見失う。そんな中、大学病院の先生と彼女と少女に出会い、僕の人生は再び動きだした。四人の登場人物が織り成すミステリアスでノスタルジックな物語。この小説はあなたの生き方を変えるヒントになる。

前作の『グラビトン』はSFだったが、『ベンハムの独楽』は私小説で、自分の体験を随所に盛り込んでいる。文字数は1万字を超えるので、分類としては短編小説だ。

物語の途中で登場する名言は、@spinig_maoの言葉を引用させてもらった。私はこの言葉に何度も救われている。

表紙はHugo Fernandesの作品だ。この写真しかないと思っていたので、転載を承諾してくれたときは嬉しかった。

そしてなにより、私を産み、育て、救ってくれた両親に感謝したい。父親はよく本を読む人だったが、最近ようやくその価値が分かるようになった。

この小説も、誰かの人生を救えたら嬉しい。

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