2010-10-05から1日間の記事一覧

テキストと小説|村上龍 歌うクジラ

村上龍の小説を初めて読んだのは確か15才の時だ。コインロッカーベイビーズだったと思う。親に捨てられた双子の人生を、退廃的な背景描写と共に描いた、見事なエンターテイメント作品だった。それから、限りなく透明に近いブルーや愛と幻想のファシズム、69…