Nike+ GPS & Runkeeper for iPhone 〜ランナーズハイ〜
地震の影響で仕事が忙しくなり、平日に記事を書く時間がなくなった。ただ、名古屋という土地にいながら、震災の復興に少しでも関わっている事に喜びを感じる。
テレビやネットが以前の姿を取り戻してきた。地震について考える機会が減る。だが、物流が止まると日本の末端まで影響が出る。遠く離れていても、震災を肌で感じる事がある。
そんな時、被災地に思いを馳せて欲しい。地震の被害を受けていない人が、生きている事に喜びを感じる。それが復興への第一歩ではないだろうか。
3月19日(土)16時40分頃
3kmを目標に走った。ゴールが近づくにつれランナーズハイになる。呼吸が荒くなり、手足は力が入らない。それなのにペースは上がる。まだいける。どこまでも走れる。そんな気がした…
部分痩せというのは理論的に不可能らしい。
例えば、腹の肉をとるために腹筋運動をする。すると腹筋は鍛えられるが、腹の脂肪が落ちる事は絶対にない。
人間の体は、脂肪、筋肉、血管が全身で繋がっている。脂肪を燃焼させるには、有酸素運動をしなければならない。
iPhoneには、ランニングにぴったりな、Nike+ GPSとRunKeeperというアプリがある。
Nike+ GPSのほうが画面のデザインはいい。累計の距離やカロリーも記録される。ただ、運動の種類がアウトドアとインドアの2つしかない。アウトドアはGPS、インドアは加速度センサーで計測される。
RunKeeperには運動の種類が多く用意されている。ランニング、ウォーキング、ハイキング、サイクリングなど14のタイプがあり、選んだ運動に応じて消費カロリーも変わる。
どちらもTwitterとFacebookに走行記録を投稿できる。Runkeeperは感想を入力して投稿する事も可能だ。Nike+ GPSはFacebookと連携し、走行中に「いいね!」を押してもらい声援を受ける事ができる。
また、どちらのアプリも走行中に距離やペースを音声でアナウンスしてくれる。Runkeeprが英語だが、Nike+ GPSは日本語の音声だ。
ランニングコースを地図に残す事ができる。あらかじめ地図でルートを作る事はできないが、どちらのアプリも距離を設定すれば、中間地点でアナウンスしてくれる。これにより、距離に合わせてスタート地点に戻る事ができる。
Nike+ GPSとRunKeeper。片方に絞るのは難しい。バッテリーの消費量は多くなるが、最初は併用するといいだろう。
ランナーズハイの話に戻る。
3月19日(土)16時50分頃
目標の3kmを越えて気分が高揚する。ペースを上げる。行けるところまで行こう。そう決意して4kmに差し掛かった時、Nike+ GPSがワークアウト終了を告げた。iPhoneに電話がかかってきたのだ。
私は意気消沈し、荒い息づかいのまま電話に出た。保険屋のお姉さんだった。彼女は用件を言わずに電話を切った。お取り込み中すみませんと言い残して。