iPhone史上最高のユーザーインターフェイス "TweetDeck"


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iPhoneを使い始めて3年になるが、これほど機能美を感じたアプリはなかった。タッチパネルの特性を極限まで引き上げたUI。センスある心地よい演出。使い込む事で気づく開発者の思惑。

是非あなたにも感じて欲しい、このアプリの艶かしさを。


カラムの概念

TweetDeckの基本構造はカラムだ。タイムライン、メンション、リスト、検索ワードなど、それぞれが独立したカラムになっており、左右にスワイプして切り替える。メイン画面という概念は存在しない。スワイプで切り替えた画面一つ一つがメインなのだ。

カラムはカスタムする事ができる。例えば、メインアカウントサブアカウントのメンションを混合したり、TwitterのタイムラインとFacebookのニュースフィードを一つにする事も可能だ。


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画面左上の+ボタンや、随所に現れる右上の青い+ボタンでカラムを追加する。画面を二本指でつまむと、カラムの編集と並び替えのボタンが現れる。カラムの名称に絵文字を挿入すると見やすくなるだろう。


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細部の作り込み

カラムの中を見てみよう。タイムラインのツイートの時間は、常にトップバーに表示される。薄いオレンジで未読のカラムを知らせる。


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プロフィールの画面で左にスワイプしてみて欲しい。ヌルっとスライドしてTweetやFavoriteの画面に切り替わるだろう。また、スターをつけた時のアニメーションも小気味よい。


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@がついたツイートをタップすると、会話の履歴が自動表示される。添付された画像は、さりげなく上に現れる。


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入力画面の妙

右上中央がRetweetボタンで、タップすると入力画面に遷移する。黄色い「Retweet」をタップすると公式Retweet、文中をタップするとコメント付きの非公式Retweetになる。


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投稿するアカウントを切り替える事もできる。一度切り替えると状態を保持しているので、その後は意識しなくてもいい。

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最後に

TweetDeckも万能ではない。通信中は全体的に動作が遅くなるし、タイムライン中のワード検索ができない。Instapaper連携はあるがアプリが起動する。

だが、TweetDeckには欠点を補うほどの機能美がある。独特なユーザーインターフェイスの魅力に気づくと、必ず虜になるはずだ。



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