自転車漫画『かもめ☆チャンス』が熱い

最近自転車の事ばかり考えている。次に買うのはTREKにしようかGiantにしようか。ロードバイクがいいかクロスバイクがいいか。ハンドルはドロップがフラットか、などなど。毎晩のようにカタログや動画を見て楽しんでいる。

そんな中で見つけたのが、今回紹介する自転車漫画『かもめ☆チャンス』。これがとにかく熱い。

『かもめ☆チャンス』はビッグコミックスピリッツで連載中の漫画で、コミックは19巻まで発売されている。

サラリーマンの主人公は、ある事をきっかけにロードバイクに乗るようになる。主人公には保育園に通う娘がいるが、母親はいない。仕事と子育て、自転車と娘、どのように両立するか悩みながらも、素人同然なのに下りだけは異常に速く、自転車への熱も徐々に上がる。

同僚が自転車のスペシャリストだったり、取引先の社長が自転車好きだったり、バイクショップの娘が可愛かったり、保育園の先生が可愛かったりと、色んな登場人物との接触により、主人公の才能が開花する。

GIANT TCR 100

ロードレースは孤独で過酷なスポーツ。『かもめ☆チャンス』でも紹介されているマルコ・パンターニは自殺しているし、ランス・アームストロングはドーピングでタイトルを剥奪され、ワウテル・ウェイラントはレース中の事故で亡くなっている。

私はまだ自転車を始めたばかりで、ロードレースの厳しさを肌で感じた事はない。だが、川沿いのコースを全力で走っていると、孤独と快感を感じる事がある。『かもめ☆チャンス』は、そんな感覚を擬似体験させてくれる。

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