世界最高燃費『Honda FIT3 HYBRID』を購入
9月4日の大雨で家の車が水没した。家族は無事だったが、車は座席の足下まで水に浸かり、エンジンにも水が入って廃車になった。7年乗ったトヨタのアイシスは外観も機能も不満はなく、子供が赤ちゃんの頃から乗っていたので少々名残り惜しかった。
新しい車を探して、ホンダFREED、日産JUKE、トヨタAQUAなどが候補に上がったが、最終的にはホンダのFIT3 HYBRIDに決めた。FIT3 HYBRIDは自分が求めているものを満たしていたし、装備や機能にホンダのプライドを感じた。
コンパクトカーを誤解していた。
室内が窮屈なイメージがあったのだが、FIT3は広い。先代と比べて60mm長くなっているおかげか、後席も荷室も十分な広さだ。運転席と助手席周りの収納が少ないのが難点だが、後席の下のスペースを利用すればゴミ箱やティッシュも置ける。
後席の下にスペースがあるのは、シートをアレンジするためだ。後席は座席を跳ね上げたり、背もたれを畳む事により、背の高い荷物や自転車を載せる事ができるようになっている。このシートアレンジの多彩さも、私にとってのコンパクトカーの固定観念を変えた。
FIT3のエクステリアは先代までの可愛いイメージがなくなった。ヘッドライトが横に長くなり、正面から見た顔が精悍になった。テールランプも外に張り出し、バックドアの上まで伸びているため存在感がある。
インテリアは同種のAQUAより質感がよく、スピードメータもハイブリッド車によくある数字表示ではなく、針の表示が嬉しい。
FIT3 HYBRIDに決めた最大のポイントは、世界最高と言われている性能だ。
先代のFIT HYBRIDは常にエンジンが動いていたが、FIT3はi-DCDハイブリッドシステムによりモーターとエンジンが切り離された。発進時はモーター、加速時はモーター+エンジン、クルーズ時はモーターという仕組みだ。
ベーシックモデルの燃費がカタログ値で36.4km/L。私が購入したFパッケージでも33.6km/L。実質は20〜25km/Lと予想している。ガソリンタンクの容量が40Lのため、理論上は満タンで1000km走る計算になる。
こちらはワールドビジネスサテライトの特集映像。タイトルは「新型フィット 燃費No.1達成への道」。
色は黒。納車は来週の予定。最近は毎日FITの事を考えている。コンピュータの世界は米国がナンバーワンだが、車の技術は日本がナンバーワンだ。その車に手頃な価格で乗れるのは嬉しい。
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