現在と過去をつなぐ建築、京都駅

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平日に仕事の休みが入ったので、京都に写真を撮りに行った。最初に選んだ撮影ポイントは京都駅。以前から、ガラスを多用した建築が気になっていた。


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京都駅は線路が東西に走っていて、歩行者用のコンコースが南北を結んでいる。この吹き抜けはコンコースの北側、中央改札にある。


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吹き抜けの東と西にエスカレーターと階段があり、三階まで上がることができる。これは西側の階段。


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吹き抜けの二階部分には宙に浮かぶように設計された黄色い舞台があり、イベントがあると、この西の階段が観覧席になるそうだ。


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階段を昇った先にはテラスがあり、京都の街並みを見下ろすことができる。階段もテラスも、屋根がないため開放的だ。


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吹き抜けの最上部には、東西を結ぶガラスのトンネルがある。そこから改札を見下ろしたり、京都タワーを見ることができる。


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この京都駅の吹き抜けは二十年前に建築されたそうだ。


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設計したのは原広司さん。古都の雰囲気に合わない等、否定的な意見もあったようだが、私は日本らしくていいと思う。ガラスの透明感が、現在と過去をつないでいるような気がした。


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京都駅を散策した後、今回最も撮りたかった場所に移動した。まだ現像していないので確証はないが、きっといい写真があるはず。乞うご期待。


撮影カメラ


撮影地