Book-ノンフィクション
USBメモリをパソコンに挿すと引っかかる事がある。コネクタの半分が空洞、半分が突起になっているため、2分の1の確率で引っかかる。これは、マークやランプを上に向けて挿さないユーザーが悪いのだろうか。『誰のためのデザイン? 認知科学者のデザイン原論…
『打ちのめされるようなすごい本』は、米原万里の書評集。米原万里は1950年生まれの通訳者、作家、書評家。ロシア語の通訳者としては、ゴルバチョフやエリツィンから指名を受けるほどの第一人者だった。ページをめくって読み進めると、未知の言葉に遭遇して…
ランニングを始めると、今まで見向きもしなかった本に惹かれるから面白い。前回紹介した小出監督の『マラソンは毎日走っても完走できない』しかり、村上春樹の『走ることについて語るときに僕の語ること』しかり。『走ることについて語るときに僕の語ること…
ランニングを誤解していた。長時間走らないと練習にならない、最低でも1時間は走って汗をかかないと意味がない。そう思っていたのだが、小出監督の『マラソンは毎日走っても完走できない』を読み、日常の合間を縫って練習できる事を知った。
松岡正剛という無類の読書家がいる。雑誌『遊』を刊行し、編集工学という概念を打ち立て、自らも多くの本を書いている思想家。2000年に始まった千夜千冊という書評サイトは、2004年にガンで胃を摘出した後も続いており、先日の更新で1512回目の夜を数えた。…
村上龍は以前から電子書籍に前向きだった。最初は、2010年にiOSアプリでリリースされた『歌うクジラ』。全編横書きの小説で、坂本龍一の音楽も組み込まれた実験的な作品だ。続いて登場したのが『限りなく透明に近いブルー』。デビュー作を直筆原稿で読む事が…
私の同僚に吃り(どもり)で悩んでいる人がいる。普段の会話はそれほど問題ないが、仕事で電話をしたり喋ったりすると緊張して吃音がひどくなる。本人も自覚していて治したいと思っているが、上手く喋ろうとすると余計にひどくなる。それはなぜか。吃りが自…
『レトリック感覚』という、修辞技法について書かれた本が面白かった。著者の佐藤信夫さんは、東京大学哲学科卒・元国学院大学教授の言語哲学者で、1993年に亡くなっている。『レトリック感覚』が出版されたのは1978年だが、普遍的な文章技法が分かりやすく…
久しぶりに脳を刺激する本が読みたくなり、ネットで学術書を探した。「東大教師が新入生にすすめる100冊」という記事が目に留まったので、面白そうな本をピックアップする。
Tweet Image Photo 10月24日に発売されたスティーブ・ジョブズの伝記は、App Storeでも購入できる。MACお宝鑑定団 blog(羅針盤)さんの記事で、iOSデバイスに対応した電子書籍ストアが紹介されていた。