富士フイルムX100Fの使い方 - ファンクションボタンのカスタム設定
X100Fは背面のボタンの位置が変わった。先代のX100Tは液晶画面の左側に再生ボタンなどが配置されていたが、X100Fは右側に集約されて随分すっきりした。
ただ、クイックメニューの「Q」ボタンの位置はいただけない。先代のX100Tはセレクターボタンの左上にあったが、X100Fで右端に移動した。カメラを構えると右手の親指あたりくる。発売前から気になっていたのが、案の定、意図しないタイミングで押してしまう事があった。
そこで、ボタンの設定をカスタマイズした。X100Fはファンクションボタンの割り当てが変更できる。設定できる項目はオフィシャルサイトのこちらを。
以下は私の設定。
ボタン・ダイヤル | 設定 | |
---|---|---|
① | MENU/OKボタン | Qボタンとセレクターボタンをロック |
② | フロントコマンドダイヤル | 割り当てなし |
③ | リアコマンドダイヤル | 割り当てなし |
④ | AEL/AFLボタン | 割り当てなし |
⑤ | コントロールリング | デジタルテレコンバーター |
⑥ | コントロールリング設定ボタン | 感度AUTO設定 |
⑦ | Fn1ボタン | NDフィルタ |
まず、①のMENU/OKボタン長押しで、Qボタンとセレクターボタンをロックする。②③④も誤操作を防ぐために無効にする。⑤のコントロールリングで焦点距離を変更して、⑥でISO感度のAUTO設定を変更する。
X100FでISO感度の調整ダイヤルが搭載されたが、AUTOのパターンはボタンで選ぶ。夜間用に6400、日中用に400など、3つの上限値が登録できる。シャッタースピードの下限値も合わせて設定すると、手振れを押さえることができる。
⑦のNDフィルタは頻繁に使うので、シャッターボタンの隣りにあるFn1ボタンに割り当てた。NDフィルタの効果に関しては別の記事で紹介したい。
これらの設定で撮影中のストレスはなくなった。冒頭の写真のようなローアングルでも、不意にメニューが開くことはない。シャッターチャンスをフイにすることもなくなるというわけだ。
撮影カメラ
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